2016年04月13日

杏村(長野県千曲市更埴)/ 屋代 蕎麦料理処「萱」

2016年4月9〜10日
杏村こと長野県千曲市(旧更埴市森地区)を花見ポタリング




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数ヶ月ぶりに土日が公休になった(普段は平日休みが多い)折角なので輪行で楽しめるところに行ってみようと思い立った。
(首都圏内の鉄道は平日はほぼラッシュで輪行袋を持っての乗車は困難)

さて何処へ、大好きな信州もアルプスの峠や林道はまだ一寸早いし桜の名所もありきたりだし、、、
ふと10年程前に行った旧更埴市(現千曲市)の通称「杏の里」こと 更埴 森、倉科地区のことを思い出した。
千曲市観光協会のHPで開花情報を確認すると残念ながら山里一帯がまるで桃色の霞の様に染まる
里はピークを過ぎ落花してしまった様だが里山の上の方はまだ花が咲いている様だ
夜勤明け急いで北陸新幹線の指定を取り心躍らせる。











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森地区の高台から、まだ真っ白な戸隠連峰を望む








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この杏村こと更埴の森.倉科地区、千曲市の広報誌によると所以は真田信幸から数え三代目の真田幸道公に
お輿入れをされた、伊予宇和島藩主伊達正利公の息女.豊姫が故郷を懐かしみ杏の苗を持参したのがはじまりだそうです。




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しかし自分が初めてこの地域を知ったのはそんな歴史歴所以からではなく、大好きな中島みゆきさんの楽曲に
「杏村から」という望郷といった単語をイメージさせる詩がありB面の曲でしたが杏村が実在することを知り
何時か行ってみたいという気持ちになったのです。


10年程前にそれは達成し杏村は美しい里でしたが 、ちょっと思い描いたものと違っていたのは
時は平成−21世紀となり観光化も進み里は明るく抱いていた郷愁感あるイメージとは少し違いました。 

北海道出身の中島みゆきさんが詩を書いた 70〜80年代に実際にこの地を訪れたかことがあるかどうかは
定かではありませんが 少なくともこの詩が書かれた頃は新幹線も高速道路も通っておらず
この地に首都圏から行くには上野から在来線に乗り峠の釜飯で有名な横川で機関車を連結し碓氷峠を登り
今の何倍も時間がかかっただろうし感覚的にも遠い地であったと想像出来ます。

「♪杏村から便りが届く昨日お前の誕生日だったよと〜 」
今日や明日でなく昨日です。この詩から詩のなかの主人公の故郷との距離感や疎遠になっていることへの後ろめたさ
老い行く故郷の肉親の想いが読み取れ 、この歌を聴いた時は哀愁を感じたものです。

 
今では東京駅から新幹線であっという間、現地では「あんず祭り」なんて催しもやっており随分
中島みゆきさんの曲を聴いた時との印象とはかけ離れていますが代々受け継がれている 美しい
杏畑はきっと昔と変わらないでしょう。

すみません随分と話が横道にそれてしまいました。





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当初新幹線を上田で下車し上田国分寺にあるお気に入りの蕎麦屋に寄って上田城の桜を見てからのんびりと千曲川沿いを
遡り上山田温泉で一泊後杏村に行く予定でしたが新幹線の中で杏の花情報を確認すると大分落花が進んでいる様子
急遽予定を変更し上田からしなの鉄道(旧信越本線)に乗り換え、杏の里最寄りの屋代駅まで行くことにしました。




本当はもう少しアプローチを楽しみながら杏の里入りしたかったのですが天気も良いし土曜日なので人が多くなる前に風景を楽しみたいと思い屋代まで輪行してしまいました。





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屋代駅で輪行解除、地方駅の駅前は何処も衰退してきていますが此処も以前訪れた時は長野電鉄屋代線の終着駅だったのがそれも廃止されてどこか閑散とした雰囲気です。






駅から4〜5Km走ると杏畑が広がる森地区、情報通り里の低いところは花が落ちてしまい痩せた感じです。




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しかし里山の上の方に登るとさほど標高は変らないものの桜や桃とはまた違った杏特有の花が満開でした。







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杏の花はまだ楽しめましたが残念だったのはこの高い処から見た里の景色
里の辺りが満開だと上の写真で家屋が見えるあたりがふわっと桃色の霞の様に染まって見えるのですが
その景色は今回は望むことは出来ませんでした。

2006年の拙ブログ→ http://cr2c-tsuzuki.dreamlog.jp/archives/1390324.html

それでも里山を登ったり下りたりしばがら撮影したり休憩所でお茶をしたりしているうちに
3時間ぐらい経ってしまいました。
屋代の町まで戻り駅に併設された杏製品の販売所で土産を宅配便で送り宿に向かいます。
小さな峠の一つでも越えてスパイスにでもしようかとも考えましたが杏の里でのんびりし過ぎてしまったので千曲川沿いの平坦コースで上山田温泉に取った宿まで直行







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棄老伝説の基になった民話が残る
姨捨山こと冠着山 裾には美しい棚田が広がります。





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千曲川戸倉付近の流れ 右側の山の向こう側が杏の里森地区





上山田温泉は長野(市街)の奥座敷的温泉地であまり一人旅に向く旅館や民宿は無いので
B&B形式のビジネスホテル風の宿をとり夕食は散歩がてら戸倉駅近くの造り酒屋と一緒になった手打蕎麦屋に行くことにしました。




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 信州戸倉 蕎麦料理処「萱」






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好物の信州サーモン クリーム色のものは玉子焼ではなく湯葉





蕎麦薄皮焼 信州味噌を塗った上に香ばしい蕎麦の実がのっています。和風ガレット風?









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春らしくふきのとうの天ぷら この苦みがまた良い








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仕上げは勿論手打蕎麦 普通の辛汁とこの辺に多い胡桃汁とおろしの三つの汁が楽しめる千曲川蕎麦というものをお願いしました。

残念ながら十割蕎麦は売切で二八蕎麦となりましたが香りと喉越しの良い細切りの蕎麦でした。 






満足!一人旅の場合丁度宿の近くにこういうお蕎麦屋があればB&Bの宿のほうが気軽で楽しいのですが
サイクルツーリングのコースだとこういった条件が揃うところは中々無いです。








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宿に戻り温泉で汗を流した後は温泉街で買った「あんず地ビール」で一杯飲りながら
明日のコースを考えます。

 
手前の小さな栓抜き(重量数グラム)土産物屋で買った地ビールが瓶だった場合便利です。
(自分は必ず携行工具とともに持っています。) 



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明日は田毎の月で知られる姨捨の棚田を登り姨捨駅経由で猿ヶ馬場峠を越え明科に向かいます。



 蕎麦料理処「萱」

HP: http://www.sakagura.co.jp/kaya/

026-276-7205
 
長野県千曲市大字戸倉1855-1

【月~土】 11:00~20:00(L.O.19:30)
【日・祝】 
11:00~19:00 

不定休 月に1回程度、元旦





 


この記事へのコメント

2. Posted by aiz   2016年08月26日 01:36
akipota  様>>

ご無沙汰しております。
仕事が忙しく最近手軽なSNSばかり書き込みブログはサボってます。(^^;;

信州の彼>>おじちゃんですね?
実は5月に所属しているクラブのクラブランを長野を走ることになったので
前日に長野入りしておじちゃんと飲みました。
最近はあまり乗っていない様ですが乗る気はあるようでお元気でしたよ!
1. Posted by akipota   2016年08月17日 01:45
ごぶさたしていますがお元気でしょうか。
私のほうは、はてなブログに引っ越しました。
そして、久しぶりにBLOGを更新してみました。
自転車は暑くて乗っていませんが・・・もう秋です。

ところで信州の彼はどうしていらっしゃいます?
(ブログを見に行ったら消えてましたね‥)

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