編集中3(現状説明その2)8月4日千曲川上流ラン?その2/小諸 そば七

2008年08月14日

千曲川上流ラン?その1

2008年8月9日

千曲川上流ラン?その1

自分が所属するサイクリングクラブCR2Cの会長であり師匠でもある山本秀男氏とクラブ員K氏(ともに故人)が、
1994年の夏に、千曲川の源流から河口までサイクリングをした時の紀行文が、”133歳のペアがいく”と言うタイトルでニューサイクリング誌に掲載されていました。

そのサイクリングの軌跡をクラブ創立25周年記念ランとして辿ることにしました。
ただしクラブ員の仕事の都合等もあるので、通しで実施すると、
僅かな人数でしか参加できないので、なるべく多くの会員で参加出来る様、
上流編/中流編/下流編の三回に分け実施することにしました。

その内の中の一つ上流ランに参加
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高原の畑の中を走る(犬蔵峠下り)
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雨足が強くなってきた川上村、雷の危険性もあり梓山集落の手前で三国峠を断念






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集合は小海線野辺山駅前、標高1345.67MのJR一標高の高い駅、
駅前は晴れていますが、八ヶ岳は怪しい黒い雲に隠れており、ちょっといやな予感
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コースプランナーから注意点等の説明を受けスタート

広大な高原野菜畑の中の直線を気持ち良く快走
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ところが川上村の役場を超えたあたりで雲行きが完全に怪しくなった
これから目指す三国峠周辺の鞍部に稲妻が落ちて行くのも確認、
撮影のため同行したサポートカーに先の様子を見に行ってもらい、一時待機、
すぐにサポートカーが戻ってきて「すぐ先で落雷した様です。」と
即リーダーと峠行きの中止を決定し引き返すことにしました。


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全員がUターンした直後に急に雨足が強くなってきました。
数百メートル走った所に丁度村役場の付帯施設ビジターセンターがあったので
飛び込みました。

まわりは高原野菜畑ばかりの場所でこの施設が近くにあったことは本当にラッキーでした。
この施設に避難して数分後パシッ!!バキンッ!!という音とともにすぐ近くに落雷した様です。
施設内のダウンライトからバシッ!と火花が飛び停電になったのです。もう少し退避するのが遅かったらと思うと、ゾッとします。

さらにラッキーだったことはこの施設の2階が『樹木里荘』という食堂になっており、
避難しながらお昼やお茶をすることが可能だったのです。


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『樹木里荘』で頂いた蕎麦、一応川上村産の霧下蕎麦で打っている(機械打?)そうですが
味は微妙、、、しかしここに入った状況を考えると有り難すぎる程です。
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こちらは店では、ここでしか食べられない『梁越し饅頭』蕎麦粉で作られており、味噌と葱で味が付けられています。これは美味しかった。

一時間以上避難させてもらい、外に出ると空には晴れ間が覗き、高原の爽やかな風が吹いていました。

気を取り直し出発、時間的に峠は無理でも直下の梓山集落まで行ってみようということになり走ります。

集落手前でまた雨が降り出した為、またまたUターンをしそのまま佐久海ノ口の宿を目指すことにしました。



小さな峠(犬蔵峠)を越えて佐久海ノ口温泉の鹿の湯に到着、
雨と汗で汚れた身体を温泉で癒した後飲んだビールは最高に美味しかったのです。
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大きな旅館のような豪華さはありませんが、土地の物を使った家庭的な心づくしの夕食
佐久名物の鯉もありました。佐久の鯉は育ている水が良いので泥臭さが全くありません。
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サポートカー組がアフターの楽しみに、宿の先の地酒屋で調達してくれた、
佐久の地酒 千曲錦酒造の『帰山 参番 純米吟醸』

旨味と甘みの中に爽やかな酸味がある個性的な酒、旨口でありながら酸味が勝っているので
暑い季節でも重ったるさを感じさせない、あんまりにも旨かったので翌日店に寄って、
一升瓶を自宅に宅配してもらいました。


明日は千曲川右岸を辿り上田へ

つづく........



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この記事へのコメント

2. Posted by aiz   2008年08月16日 16:12
is 様>
本当にこういう場合は、「勇気ある撤退」を決断することが大事だと思います。
まだ遠いから大丈夫なんて絶対思うことは絶対危険ですね!
1. Posted by is   2008年08月16日 15:14
サポートカーがあって良かったですね。
勇気ある峠行の変更 見事な判断でした。

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