2007年12月15日

山梨 長坂 『翁』

2007年12月2日 山梨小旅行
山梨 長坂 『翁』

竜王駅までポタって家族に電話を入れると、今「塩崎のワイナリーに居る」とのことで、まだ2時間ぐらい試飲とかしているというので、自分はもう一軒蕎麦屋に行ってみることにする。
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長坂 『翁』付近より南アルプスのシルエット

ここから2時間程で行ってこれるところと言えば、、、そう、あの有名な店、今話題の店として一線で活躍する弟子達を輩出した店、、、
有名過ぎてなんか敬遠していた様な気がするし、行こうと思えばそんな困難な距離でもないし、そのうち、、、なんて思い、行かずじまいだったのですが、ちょうど良い機会です。

そこで修行された方達の素晴らしい蕎麦を食べて、やはりその方達が魅せられた蕎麦を食べてみたくなりました。
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「もう一軒行って来るよ」と家族に電話をしていると目の前を小淵沢行きの電車が行ってしまいました。しかし20数分後に次の電車があるので、まあ良いかとのんびり輪行袋を整えたりしながら次の電車を待ちます。

輪行状態にするにはハンドルをたたんで前輪を外すだけなので1分とかかりませんが、ロード用の袋を使っているので、余った部分をベルトで縛ったりして整えることの方が時間がかかります。いびつでなんか怪しい袋ですね。
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電車は予定通り来たのですが、やけに空いています。なんと韮崎止まりでした。
(翁の下車駅は韮崎から4つ先の長坂)韮崎ではその先に行く列車には接続されません。
実に不便で無責任なダイヤ組み、なんと小淵沢方面に向かう次の列車は40分待ちでした。
待っている間に特急が通過していきます。普通列車での移動がほんとうにしにくくなりました。
まあ普段自動車ばかり頼っている自分達にも責任があるのかもしれませんが、、、
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結局『翁』に着いたのは午後2時半過ぎになってしまいましたが、店の入口に暖簾が見えた時はほっとしました。

多くの弟子を輩出してきた『翁』、もう達磨こと高橋邦弘氏は広島に移ってしまい、ここはお弟子さんに託されていますが、高橋氏がいた時代の味と精神は受け継がれているといわれています。

観光的知名度もあるかもしれませんが、今でも土日祝日には広い敷地に順番を待つ人が溢れる様です。今日は日曜、はたして蕎麦は残っているか?

「あの?まだ大丈夫ですか?」と声をかけると、とても感じ良く笑顔で「どうぞ!!」と案内される(良かった!)なんと客は自分一人です。一時は行列だった翁を独り占めです。
店の大きな窓からは、晩秋の森や山々が望めゆったりとした時間が流れています。
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ほどなくして出された『田舎』、野趣あふれる極太の蕎麦です。最近少なくなってきたゴキっとした力強い蕎麦ですが、噛むごとに蕎麦の風味が溶け出すスルメ?のような感覚、これはこれで楽しい。
一寸濃いめでよく鰹の出汁が出たつけ汁は、この太い麺に負けていません。
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そしてやはりここまで来たからには基本の『もり』を試さないわけにはいきません。(普通逆だろ?)
蕎麦からは、ふわっとした甘い香りがし、突出したところは無い物の、良い意味で全てのバランスがとれている、上品な蕎麦でした。
先に行ったお店の超粗挽きなんかも素晴らしいと思いますが、こういった上品な蕎麦もなんかもホッとする感じで、これはこれで良いななんて思いました。
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ゆったりと蕎麦を楽しみ店を出るともう日が傾き始めていました。
八ヶ岳はもうすっかり木々が冬枯れして茶色い山容になっています。
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長坂の駅まで走ってまた輪行状態にし甲府方面に戻ります。電車を待っていると、陽は南アルプス甲斐駒の向こうに沈み、あっという間に夕暮れになっていきます。西側に高い山がある里の日没は早いのです。
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挑戦的な『専心庵』の超粗挽きの蕎麦、多大な影響与え、多くの弟子や拘りの新規店の創業者を輩出してきた『翁』の蕎麦、素晴らしい蕎麦屋を梯子できた充実した1日でした。

山梨 長坂 『翁』

山梨県北杜市長坂町中丸2205
TEL 0551?32?5405

営業時間  午前11:00?午後3:00 
月曜定休日、火曜日は休みが不定です。詳しくは電話にてお問い合わせ下さい。




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この記事へのコメント

2. Posted by aiz   2007年12月16日 07:51
>ひめはるぜみ 様
暖簾分けのお店や、ここで修行された方のお店は何軒か
行った事があるのですが、なぜか本家は未訪でした。
(最大の理由は、店で並んで待つのが大嫌いなせいかも(笑))
出来れば高橋氏が打っている時代に来たかったとも思っていますが、
きっと同じ味であると信じておきます。(^^)
1. Posted by ひめはるぜみ   2007年12月16日 07:31
とうとう 行かれましたか、翁さんに
私も いつか 行きたいと 思っているお店です。

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